「自分を演じるとき」人は疲弊する
先日、1泊2日でオーラソーマの研修を受た。
HSPの気質がある私は泊まりがけの活動をすると、その時は楽しく過ごせても、帰宅後体が動かなくなることが多い。
にもかかわらず、今回は寝込むことなく過ごせている。
それはどうしてだろう?と考えてみた。
「ああそうか。自分が自分のままでいられたからだ。」
いつもは、お邪魔させていただいた場所のオーナーだったり、
その場にいる人が何を自分に求めているのか、探りながら過ごしていたことに気づく。
夫婦で一緒の場合は、
夫と仲良しだと思われるにはどう行動すると良いか。
良い妻に見られるにはどう行動すると良いか。
良い母に見られるにはどう振る舞うと良いか。
幸せで何も問題ない人としてみられるにはどうしたら良いか。
あげたらキリがない。
相手に合わせて、自分を作ろうしていれば、疲弊せるのは当然のこと。
等身大の自分でいることが、
ありのままの自分でいることが、自然のこと。
ありのままの自分を否定されるのが怖い、
ただの自分なんて、ダメに決まっているから不安になる。
だから身を守るために、私はいろいろなものを身につけて、
相手に合わせた自分になろうとして、
無理をしていたのだと思う。
それって、何が起きても大丈夫なように、
備えて身構えているということだから、
チグハくな印象を周囲の人に与えることにはないだろうか?
雪が降ってもいいように、毛糸の帽子を被る。
急に暑くなった時のために、ノースリーブのシャツを着て、
身動き取りやすいようにズボンを履き、
可愛く見えるようにスカートも重ね着する。
周りの誰かに合わせた自分を作ろうとすると、こんなファッションになってしまう。
正直いうと、こんな格好の人には近づきにくいかも。
このファッションをしている当人も、暑苦しいし、居心地悪い。
疲弊するの、当たり前だよね。
誰かのためではなく、今ここにいる自分でいることに努めた方が
ずっと気持ちいい。
私は私。
他の誰かになることはできない。
平均的な私でいる必要もない。
個性的なあなたや私がいるから、世の中は循環し、美しいものになるんです。