Safe Place OPEN STAR Written by Natsumi

ダイエットを成功させるならHSPについてもっと知ろう

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「ダイエットが上手くいかないのは、あなたのせいじゃない」より

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HSPの人が必ず持つ4つの性質

  • 深く考え、処理する
  • 過剰に刺激を受けやすい
  • 感情の反応(特に共感力)が強い
  • 些細な刺激を感知する

もしかしたら、今まで、「考えすぎじゃない?」「心配しすぎだよ」と周囲から声をかけられてきた人、それにより「自分の感覚がおかしいのではないか」と思いながら生きてきたい人、そういった人は、1項目めの深く考え、処理するという部分が当てはまるかもしれません。

痛みに弱かったり、物音に大袈裟にリアクションしたり、ホラー映画やお化け屋敷は入れなかったりする人は、過剰な刺激を受けやすい人かもしれません。

人の気持ちを察しやすい傾向があります。一緒に働く人や、クラスの中に、怒りの感情を持った人が近くにいるだけで、具合が悪くなる人もいるでしょう。相手の感情をなんとかしないと、自分の感情も同じようになり、飲み込まれそうな感覚になる人も、共感力が高いと言えます。

匂いに敏感だったり、他の人が聞こえない音が聞こえることもあります。場の空気の変化、人の思いの変化、そうしたことに敏感で、周りの人が気がついていないことを、不思議に感じることがあります。

根底にある8つの恐怖

  • 自分が拒絶される恐怖
  • 怒りに満ち攻撃される恐怖
  • 見捨てられる恐怖
  • 呑み込まれる恐怖
  • 責任を押し付けられる恐怖
  • 自分がコントロールを失う恐怖
  • 相手を攻撃し破壊する恐怖
  • 些細なことで相手が嫌いになる恐怖

自分の感覚に、同調してくれる人に出会いにくいので、「それは考えすぎ」と感覚や考えを強制されながら育つことが多いHSPは、自分がまるごと認められるという感覚を得にくい傾向があります。それにより、拒絶されること感覚を持つことが常態化してしまいます。

相手の怒りも、自分の心に突き刺さって、なかなか忘れることができません。特に負の感情を受け取ると、自分も苦しくなります。そのため一般的な人が不機嫌になっただけでも、早く機嫌を直してほしいという思いになり、その怒りを沈めるように行動します。

HSPは孤独を感じやすいです。理解されないという苦しみを持っています。いつでも相手が自分のそばから離れていくのではないかという恐怖心を感じながら過ごすことになりがちです。

その場で起こることが、全て自分の責任の中にあるように感じます。周りの問題、それに伴うマイナス感情を察しやすいために、みんなの気分が良くなるように働きかけようとします。それが結果的に責任を押し付けられるような事態になったり、自ら責任を勝手出たりするようになります。特に若いうちは、相手の感情、周囲の感情と、自分の感情に区別がつきません。

そのため、多くのものを、1人で抱えている感覚になります。押しつぶされるような気持ちになり、パニック状態に陥りがちです。ストレスも感じやすく、それにより、自分がコントロールを失う恐怖を感じることとなります。

相手が隠している感情を見つける時があります。表面では、好意を示す言葉を使っていても、相手の本心が違うことを見抜くことがあります。そのためHSPの人の言葉は、相手のウィークポイントを突くことがあります。自分の感情のように相手の気持ちを察してしまうことで、混乱が生じ、怒りを覚えることが多々あります。

HSPの人は、好きになれる人があまりいません。相手が発する言葉から、良いエネルギーを持っている人か、そうでないのかがわかります。人を好きになれないということは孤独につながります。HSPの人は、人付き合いが嫌いなわけではありません。友達も欲しいし、恋人も欲しい。理解されたいと常に切望しています。ですが、そうした経験が乏しいので、人を嫌いになるのではないかという恐怖心を抱きやすい傾向にあります。

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HSPの特徴 得意な面

  • 素直かつ純粋で人を信じやすく優しい
  • 人を守りたいという気持ちが強い
  • 使命感があり向上心が強い
  • 真面目で責任感が強い
  • ネガティブな感情への共感性が強い
  • 相手の気持ちを読むのが得意である
  • 正義感が強く礼儀正しい

周囲の環境が穏やかで、妬み嫉みのない状況であれば、HSPの人は人のために力を発揮し続けることができます。基本的に「いい人」です。頼りがいがあり、人の相談を受け取る人です。子供のように純粋で邪気がないという特徴があります。共感が求められる仕事に適性があります。

教師、カウンセラー、介護職、その他、人の気持ちをケアすることに適性があります。ただ、後にも説明がありますが、人の気持ちに影響を受けやすい特徴があるので、「ケアする人のケア」つまり自分のケアができないと、その力を発揮し続けることが難しくなるでしょう。

HSPの特徴 苦手な面

  • いつも相手に合わせて「いい子」でいようとしてしまう
  • 色や音や匂いなど、ちょっとした刺激が気になる
  • 夢や空想がリアルで現実と混同してしまう
  • 1人になる空間や時間があると助かる
  • 相手のペースに合わせてできない
  • 集団の中で無口になってしまう
  • 感情、言葉、行動を表に出せず抑えてしまう
  • 監視や評価や時間制限などが苦手
  • 周囲の人の気分や感情に左右されてしまう
  • とても神経が疲れやすい
  • 一度にたくさんのことができない

HSCの場合は、最初から全ては当てはまることはないかもしれません。HSPであっても、項目によってはできることもあると思います。全てに当てはまらなければHSPではないと思う必要はなく、当てはまる項目の多さを自分で確認し、HSPの要素を自分は持っているのかもしれないな、と考えて自己理解を深めることが必要だと思います。例えば、「疲れやすい」という傾向があるのだと理解できれば、人よりもたくさんゆっくりとした時間が必要で、バリバリと活躍できないことで、自分を責めなくなるでしょう。持って生まれた長所を生かすためにも、苦手な面については、無理に強制しようとせず、それに合わせて自分を大切にしていくこと重要です。

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HSPの特徴 周囲の人たちに影響されやすい

  • 自分には関係のない問題に巻き込まれやすい
  • 予期せぬほど多くの人に嫌な思いをさせられたりする
  • 必要以上に口に出してしまったりする
  • 人間関係の泥沼に引きずり込まれたりする
  • 深く付き合うはめになったりする

いい人すぎるからか、自分の問題ではない人の問題に巻き込まれることも多いようです。人によっては、感じないで済むかもしれないのですが、周囲の物事に敏感に反応するので、「嫌だな」と感じることも多いです。感度がいいアンテナを持っているために、些細なことにも気がつき、嫌な思いをすることがよくあります。

いい人、純粋な人間は、周囲と違った雰囲気で佇んでいることも多く、異質な印象を、周囲の人に与えることもあるようです。時には悪に染まることができなければ集団に馴染むことはできません。同調圧力の強い日本の中では、HSPはいじめに遭いやすい傾向があるのではと感じます。相手の本質を見抜いてしまう特性がある以上、腹に逸物を抱えている人物からすると、その相手に本能的に敵とみなされることもあるようです。そのため、攻撃を受けやすい傾向があります。

HSPの特徴を7つにまとめると

  1. 刺激に反応してしまう
  2. とても疲れやすい
  3. 心の境界線がもろく、人の影響を受けやすい
  4. 自己否定感が強く自己嫌悪に陥りがち
  5. 慎重で自分のペースを守って行動することを好む
  6. 芸術や音楽を好み、自分の内面世界を大切にする
  7. 五感を超えたシックスセンスを持つ人もいる
刺激にとても反応してしまう

脳の処理システムが、通常の人よりも活発に働き、強く反応してしまうようです。受信性の良いアンテナを持っているというイメージです。

とても疲れやすい

HSPは、刺激から自分を守るために自ずと他者に鈍感になったり、動揺することを避けたり、自分をリラックスさせることを最優先させたり、敏感さを極度な刺激で麻痺させたりします。

これは脳の仕組みによるものだそうです。大脳の視床という場所で、人は感覚の調整を行なっています。感覚の入力が不十分だと刺激に対して過敏な反応を示すようになり、入りすぎると、鈍感になるという性質があります。脳幹や視床が炎症すると、神経ネットワークに異常をきたします。その結果、自律神経に支障をきたし、疲れやすい症状が出るようです。

心の境界線がもろく、人の影響を受けやすい

HSPの人は、自分軸や境界線が弱いため、他者の感情が入りすぎたり、他者に同調しすぎたりして、身体的にも精神的にも過剰に負担を感じる状態になっていきます。他者への共感を示す長所としても働きますが、短所としては、周囲のネガティブな感情に影響を受けやすくなる方へ働いてしまいます。HSPの人は、自己防衛を意識して、自分を保ち、バランスを取ることが大切です。

自己否定感が強く、自己嫌悪に陥りがち

理想の自分、周囲の期待に応えようとする気持ち、あるべき正しい姿と自分を比較し、自己嫌悪になりやすい傾向があります。

場の空気を読みすぎて、周囲の問題を自分ごととして捉えてしまう子供時代を多く送っている人もいると思います。その傾向が大人になっても影響し続け、自分軸で生きることができなくなります。正義感も強く、罪悪感も強い。悪、悪いことを許せない気持ちも強く、さまざまな感情を抱く自分のことも否定してしまうことにもなります。思春期の頃は、そうした価値観が周囲とのギャップを生んでしまうこともあります。

過去に囚われがちな傾向もあるので、嫌だった記憶をいつまでの鮮明に思い出すようになり、前向きな気持ちを感じにくい傾向があります。

慎重で自分のペースを守って行動することを好む

物事を敏感に感じ、深く処理する能力が高いので、「本当のことを知りたい」「物事の本質に迫りたい」と考える人も多いようです。そのため、深い分析、鋭い視点を持つこともあり、高評価を得ることもありますが、処理速度が遅いと評価を受けることもあるようです。

他者から評価されたり、時間を区切られたり、急かされたりすると混乱することもあり、力を発揮できないこともあります。

芸術や音楽を好み、自分の内面の世界を大切にする

直感力やひらめきに優れ、感受性が豊かなので、芸術や音楽を好む傾向があります。深く感動することもできます。アーティストとして、活躍する人も多いようです。

五感を超えたシックスセンス

近い未来に起きる出来事を予知できたり、会った事のない人のキャラクターを言い当てることもできるようです。

私の娘の場合は、「〇〇さんどうしているかな」と、親しくしている人が気になって会いにいくと、その人が怪我をいていたり、具合が悪くなったりすることがあります。

2歳くらいの頃は、家族全員寝ているはずなのに、ドアを叩く音や、子供部屋で走り回る娘の足音が聞こえたりすることもありました。電気で動くおもちゃの音がなることもよくありました。そういった時は、娘が寝ながら遊んでいるのだと思うようにしていました。

私の場合は、なんとなく予定変更した行動を取ると、雨に当たらないで済むことがあったり、自覚していない、無意識に従った行動を取ると、良い方向に働くことが多々あります。

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HSPの人が自分らしく生きるために必要な4つのこと

  • 自分は何に敏感すぎるかを知って不安になる芽を先に摘むようにする
  • 自分を守るための方法を見つける・安心・安全な場所を作る
  • 「これでいいのだ」と思える勇気と覚悟を持つ
  • 自分を認め、受け入れ、解放してあげる

人と違うのであれば、人と違う経験や知識を得ることができます。それだけ豊かな人生を生きることも可能です。自信を持って、自分を肯定し、表現していきましょう。

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