婚外恋愛に陥る本当の理由
不倫または婚外恋愛の経験がある人も多いのではないでしょうか。
頭では、いけないことだと分かっていても、なぜか好きになってしまう。
某サイトで占い師をしていたときも、相談件数の半数以上は婚外恋愛についてでした。
実は私も経験があります。
私の場合は、どうしてもその相手が良かったのかというと、少し違う気がしています。
愛着障害のベースがあるので、
仕事を優しく教えてくれた先輩に安易に感情移入してしまい、
親からもらえなかった愛情を
この人にならもらえるのではないかと感じてしまった。
仕事を優しく教えてくれる人は、どこにでもいると思います。
ブラックホール級の寂しさを抱えていると、
「いやいや、やめておきなさい」
というブレーキが効かない。
それと、相手に家庭があるというのが逆に都合が良かったこともあります。
人間不信があるので、
本気で全力で愛されるのも苦手。
自分は粗末に扱われる存在だと、
心底信じているわたしには、
ちゃんと愛してくれる、真っ当な人は眩しすぎたんです。
普通にきちんとした人との向き合い方が分からない。
自分本位で、大切に扱わないことが、私が母から教わった愛の形なので
慣れ親しんだ、傷つける愛をもたらしてくれるのが、既婚男性でした。
今から考えると、
相手にも失礼だし、
相手のご家族にとっては、激しく迷惑な話です。
自分が独身で
相手が既婚者の婚外恋愛の場合、
自分の中に、
「私は粗末に扱われるのが当然の人間だ」
という思い込みがある場合があります。
その思い込みは、外すことができます。
私たちは、「相手の気持ちを考えなさい」と教えられています。
けれど、まずは自分の気持ちを観察して、どんな願いがあるのかを、まずは知らなければいけません。
自分をみないで、相手の気持ちばかり考えさせられるのは、自分を粗末に扱っていることになる。
婚外恋愛にも様々ありますが、
そこに至ってしまう人の中には、
自分を大切にする方法が分からなくて、その道を行くことになってしまったケースもあります。
婚外恋愛をやめなければ、と考えている方は
まずは、ご自身の感情を解放することから始めてみるとよいかもしれません。
さびしかったんだね。
ひとりぼっちは嫌だよね。
温かいことばを聴きたいよね。
大切にされたいよね。
空っぽの愛のコップを自分の力で満たすことができた時、
別の道を歩いていく力が湧いてきます。