Safe Place OPEN STAR Written by Natsumi

心の傷を癒すためには

FAMILY

誰でも、傷ついたことがあると思う。

特に繊細な人は、頻繁に深く傷がつくことになる。

環境も千差万別。

心の傷に周囲が適切に処置できる家庭に生まれる場合もあれば、

その反対になることもあるだろう。

昨日、5歳の娘の足の小さな発疹が、盛り上がり膿になっていた。

お風呂に入ってから、パパとお人形ごっこをしている間に、

私がピンセットで、その膿を取った。

膿を取り除いた後、血が流れ、しばらく滲んだ状態が続いたので、

ガーゼで覆うことにした。

朝、ガーゼを外すと、その盛り上がりも赤みも治まり、

絆創膏を貼って様子を見ることに。

おそらくもう、気にならないくらいの状態になっているだろう。

この、傷についての対応の仕方は、心についても同じなんだと思う。

心が傷ついたとき、

その存在に目をやらずに、気づかぬふりをしていると

そこは化膿していく。

痛みが深くなる。

だから、治すためには

傷の形はどうか、どのくらいの膿で、どう対応すればいいか、

ガッチリと目を向けて、観察する必要がある。

心の傷の場合、ここからして目を逸らす傾向があると思う。

ああ、傷ついているなあ。

どうしてこんなに私の心が反応したのだろう。

ヒリヒリするな。

悲しいのかな。

がっかりしたのかな。

心の傷の元をしっかりと見つめなくてはいけない。

次に、膿を出す。

心の傷の場合は、

悲しいのは、大事にしてもらいたかったからだ。

がっかりしたのは、自分はもっとできるはずと成長したかったからだ。

そんなふうに、自分の心から手にしたいものを言葉にして表すことなのだと思う。

特に、そんな自分の気持ちや願いに

心から自分で共感できたとき、本当の自分・あるがままの自分を受け入れることができ、

自分のことを愛おしく感じることができるはず。

この過程を踏むことで、

癒しが起こる。

見たくもなかった傷があるからこそ

もっともっと、自分を愛することに繋がっていく。

まずは「傷付けられた」「あいつが悪い」

をお休みしてみよう。

相手を見続けていると、自分の怪我に目を向けていないことになる。

怪我の大きさを直視する勇気を持とう。

傷ついた自分を見ることで、

癒しの道につながることができるのだから。

 

 

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