Safe Place OPEN STAR Written by Natsumi

毒親になった背景を考えよう②

FAMILY

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不安な愛着スタイル

愛着の形の問題は、親が自覚すれば修正は可能です。

親が自覚できない場合は、自分で自分を育て直すことで修正が可能です。

このタイプの子どもは、「親の親」になりやすい傾向があります。

不安型

  • 子どもの親離れに過剰に反応する
  • 自分の不安や愛情欲求によって子どもを振り回す

「不安型」の人は常に、「相手に見捨てられるのではないか」という不安があるため、自分が得られなかった愛情を子供に求めるようになります。

子どもは、親の安全基地となり、機嫌を取ったり安心感を与えたりといった「親の親」の役割が課せられてしまいます。

「アダルトチルドレン」「アダルトチャイルド」はここに属します。

反対に、子供に嫌われたくないあまり、叱ることも躾もできない親もいます。

不安な愛着スタイルが、異性に向かい、子供よりも異性を優先することもあります。

親が異性にのめり込み、子どもを放置し、別れてまた次の相手が出来たらのめり込むことを繰り返す中で、子どもは激しく振り回されます。

「不安型」の親は親が子供から親離れすることに過剰に反応します。

これは、自立の妨げになります。

親としての機能はなくなり、無理やり子どもを変えようとする他、意に沿って育たないと思うと、子どもを家から追い出してしまうといった極端な行動に出るケースもあります。

反抗期も押さえつけられるケースがあります。

毒親の程度が激しくなると、子こどもが心を病んで、専門家を訪れるという展開になっていきます。

回避型

  • 子どもを「身体の小さな大人」として扱う
  • 自分の価値観を子どもに押し付けて育てる

親子の交流が子供に良い影響を与えると言うことを知らない場合が多いです。子どもを「小さい大人」のようにアツt買ったり、子どもの愛着行動を「わがまま」と受け取って拒絶し、独善的な価値観を押し付けながら育てたりします。

「心の理論」を持たないASDのタイプの親と見分けがつきにくいですが、ASDは、「こだわりの度合いが強い」ので、淡白なだけでなく、「こだわりが崩れて怒り出す」ような場合は、ASDタイプが疑われます。

まとめ

不安定な愛着スタイルを持つ親が発達障害タイプの親と違うのは、親自信が自分の問題に気づけば変われるという点です。

「不安型」の親に対しては、「お母さんのことは好きだけど、自分はこれをやってtみたい」などと、親を肯定しながら意思を伝えると安心してくれる場合があります。いちいち愛情を示すというアクションが必要ですが、自分のいきたい道を確保できる点では、大きいと思われます。

愛着スタイルが主な原因となっている場合も、持って生まれた気性や他の要因と複合していることがあり、簡単に分類することはできないと考えます。

親の支配がかなり強かったり、取り乱したり、パニックになったりする症状が強い場合は、「お母さんのkとおは好きだけど・・・・」と言う前置きだけで状況が改善することは少ないでしょう。

繰り返し、親に対する愛情を伝えながらも、親と私は別々の人間で、自分の好きなこと、自分の人生を歩いていくんだという希望を忘れないようにしながら、心が侵食されすぎないように外に友達を作ったり、保護者以外の大人との会話ができる環境を求めたりしていくことが、助けになる可能性があります。

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