毒親育ちのきょうだいの仲は?
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分断を生み仲違いをさせる親
毒親育ちだからといって、兄弟間が必ず悪くなるということはないそうです。
DV親の場合、兄弟が協力しあって苦しい状況を支え合うということもあります。
長子が親のマイナス感情を全面的に受け取ることで、
下の兄弟は、毒が含まれたコミュニケーションを受ける量が少なくなることがあります。
私の場合は、このケースでした。
長女の立場で、常に親の機嫌を気にし、不安が減るようにと精一杯振る舞っていました。
大人になってから、自分の感情を押さえ込みすぎてパンクし、不登校や自傷行為などの
精神症状を発症。
親元を家出同然で飛び出しました。
弟には、姉が突然情緒不安定になったように見え、
親を罵倒するようになった、私を責めました。
「考え方が間違っている」と。
「愛されていないわけないだろう。家を出た後、いつもお前の話ばかりにこの家はなっていたんだぞ。」
そうした言葉を私にかけるようになりました。
一方の子どもには、皮肉を言いつづけ、
一方のことどもには、よく思われたくて優しい言葉をかけるという、
全く違った子育てをする親がいるようです。
母親から見て、同性の子どもには、厳しく当たるということが、多いように思います。
私は、自分が生き抜くのが必死で、
弟と関係をどうにかする余裕はなく、15年が過ぎました。
後悔はあります。
私さえ、我慢できていればというような罪悪感も感じていました。
今は、「生みの家族に理解されなくても、理解してくれる仲間と新しい家族がいる。自分を今幸せにすることが一番大事なのではないか。」
そう心から思えるようになりましたた。
時折、実家に自由に帰れないことや、親戚付き合いができないことを、寂しく感じることはあります。
そういう時は、自分に
「分かったてもらいたかったんだね。仲間に入れてもらいたかったんだね。」
と声をかけて、心を満たすようにしています。
自分の幸せは、自分で作る、それを大切にしていきたいです。