大アルカナⅩⅢ 死神 Death

「死神」のシンボル・絵が象徴していること
- 死神の旗・・・掲げられた側は、勝利の象徴です。従って、死神が掲げた旗は、絶対的な死の勝利を示しています。
- 白いバラ・・・情熱を表す赤いバラに対して、白いバラは生と死を象徴すると言われています。
- 王と教皇・・・どのような立場、権力を持っている人にも、平等に死はやってきます。
- 太陽・・・太陽は、沈み、必ず昇ります。再び命が生まれることが象徴されています。
「死神」のキーワード
集結 移り変わり 除去 容赦のない力
終結させるからは、「次の扉を開けるために扉を閉める」「何かを終わりに持ち込む」「一連の出来事を完成する」ということが、連想されます。
移り変わりを経験するは、「不必要なものを切り捨てる」「古い考えを水に流す」「剥き出しの自分になる」「重要なものに集中する」「基本に立ち戻る」ということが、連想されます。
容赦のない力を体験するからは、「押し寄せる変化の流れの中にいる」「逃れられない状態にとらわれる」「避けることのできないことを経験する」ということが連想されます。
「死神」が正位置で出たとき
リセットする時です。
重要な変化と変容の時期が来たことを示唆しています。
一つの章が終わり、新たな章が始まろうとしています。
本人の意思とは関係なく、強制終了となることがあります。
これは、必要なプロセスであり、拒むことも避けることもできません。
「古きを捨て、新しきに道を譲れ」ということです。
「死神」が逆位置で出たとき
必要な変化を避けている可能性があります。
過去にしがみついても、実りは得られません。
今こそ未知のものに向き合う勇気を奮い起こすときです。
生まれ変わることで、新しいことをスタートさせることができるタイミングです。
これまでと違う、新たな政界がはじまっていきます。
「死神」から読み取れること
このカードが出たということは、「何か」が終わりへと向かっていると考えられます。
人間関係の終わりや、またこれまであなたが持っていた固定観念や信じていた価値観が変化する前触れである可能性もあります。
終わりの後にやってくるのは始まりです。
手放すことは苦しいことかもしれませんが、長い目で見れば、あのとき手放して良かったと思える未来がやってきます。
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