タロットに質問するときの6つの重要ポイント【初心者向け】

初心者占い師「タロット引いても答えがぼんやりしちゃうんだよね。どうしてかな。」

良い質問からは良い答えが、いまいちな質問からはいまいちな答えが導かれる

よく考えられた答えを制限されない質問は、リーディングで有益な答えを得るための必要条件です。曖昧な答えは、実生活に役立てることが難しいです。せっかく占うのであれば、具体的で腑に落ちる答えを得たいところです。

気をつけたいこと

タロット占い師が行うことは、カード同士を関連させて、解釈を加えていくことです。ここで大切なことは、カードが答えてくれると心の底から信じること。真摯な姿勢が肝心です。

そのために、瞑想に適した静かな環境が必要です。また、神話、文学、心理学、世界のさまざまな宗教の根底にある原型的なシンボリズムに対する理解を深めていくことが大切です。

同じ質問で、何度も占わないようにします。思った通りの結果でなかった場合、すぐにもう一度占いたくなりますが、3ヶ月ほど待つか、状況が変わった時に占うようにしましょう。

タロットが語る言葉

タロットが語る言語は、シンボリズムという言語です。神話のシンボル、夢、聖書の物語、宗教、詩、文学、音楽、深層心理学、個人的な体験、集合的無意識、占星術、カバラ、数秘術、錬金術などに根ざしています。これらの要素から読み取る象徴言語の探求するのが、タロットを読むということです。

ふさわしい質問とふさわしくない質問

1980年ごろから、タロットの扱い方が変わってきています。それ以前は、「YES」「NO」で答えることが多く、そのため「吉凶判断の道具」としてタロットは用いられていました。

例えば、「試験に合格するでしょうか?」「貧乏くじを引きそうな仕事を受けるべきでしょうか?」「私の恋人は浮気していますか?」「この会社の株は買うべきでしょうか?」という質問です。

このような質問の場合は、イエス・ノーで答えるのに特化した「プチ・ルノルマン」のようなデッキに尋ねると良いでしょう。

タロットは、イエス・ノーで答えを得る段階から、進化と発展を遂げてきました。直感を使って、人の行動の同期を理解することができます。タロットは、洞察を得ることができる、自由な発想を促すツールです。

全体像を掴み、問題を明確化し、自分の人生に、自分が責任を持つためのツールとして変化してきました。

タロットに答えを聞くための最も有益な質問とは

それは、クライアントが答えを制限されない質問です。問題に関する現状を明確にして、どのような選択をするのか、決断を下す時に必要な洞察を得るようにします。

以下のような、質問をしてみてください。

  • ○○について、私はどんな役割を果たしているのでしょうか?
  • 私に〇〇について、どのようにしたらいいでしょうか?
  • ○○には、どのような意味があるのでしょうか?
  • この状況で、どうすれば自分の可能性を高める事ができるでしょうか?
  • 今の状況について賢明な決断を下すには、どんなことを知っておく必要があるでしょうか。
  • 私が見て見ぬふりをしているのは、どんなことでしょうか?
  • 私が「○○○○○○」を成し遂げたいと望んだ場合、最善の戦力とはどんなものでしょうか?避けた方が良いことはありますか?
  • 自分の道がもっとはきり見えるように、自分の動機を理解するための力を貸してください。
  • 人生のこの時期に、私が意識を集中させるべき問題とは何でしょう?

このような質問をするときに重要なのは、

  1. 責任を引き受けられる内容にすること。
  2. 選択肢を残してある質問にすること。
  3. ちょうど良い詳しさの程度を見極めること
  4. 自分自身に重点を置くこと
  5. 中立の立場で質問すること
  6. ポジティブになること

最後に

質問を立てる段階に、力を置いて投資しましょう。質問の立て方が適切であれば、実際のリーディングにおいて、洞察力に満ちたカードの解釈が可能になります。自分自身やクライアントをより深く理解できるようになります。

補足として、YES、NOで運勢をみるワンオラクルもダメだということではありません。タロットカードの意味学ぶためには、毎日1枚引きする習慣が有効です。YES,NOで占う占いは、当たった、外れたということに焦点が行きがちだということに留意する必要があります。デイリー占いで、1枚する際も、「今日私が学ぶべきことは何でしょうか?」というように自分で責任を取れる方向で鑑定すると良いと思います。

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