イライラしやすい子育て中の夫婦におすすめコネクション・プラクティス

家事に疲れてイライラしがちママ「夫と喧嘩ばかり。子どもにもあたっちゃうし。このままで大丈夫なのかな。なんか良い解決方法ない?けど、いっそがしくて、新しいこと学ぶ時間がないんだよね。」
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目次
6時間で学べるコミュニケーションの真髄 「コネクション・プラクティス・コア」
コネクション・プラクティスって何?
コネクション・プラクティスは、32カ国79のプロジェクトから選ばれ、アショニカ・チェンジメーカーズ・イノベーション賞を受賞し、国連平和大学で教えられているスキルです。
主な効果は、短く言うとこちら↓
非合理的反応を減らし、共感促し、洞察を高める(気づきを得る)ことができます。効果は科学的に検証されています。
非合理的反応というのは例えば、夫が靴下を洗濯カゴに入れない。床に脱ぎ捨てる。という現象に対して感じた怒りのままに夫を責めたり、疲労感を必要以上に感じたりするなどの反応のこと。

私はこれを見て、「あ。靴下が死んでる。」と夫に言ったことがあります。靴下に可哀想だな。たまたまでしたが、その時、、靴下を擬人化して見ていた記憶があります。1日中働いて、クタクタになった靴下。可哀想だな。というような哀れみを感じるような気持ちと共に、そう言いました。精気を失って、死んでるように見えたんです。そのセリフを面白がった夫は、笑いながら洗濯カゴに入れました。依頼、靴下はカゴに入れられるようになりました。
人によっては、深いため息が出て、何度も「洗濯カゴに入れて」と言っているのに、全く聞いてくれない。そこから発展して、夫は私の意見を重要視していないんだわ。夫にとって、私は大切じゃなくなったに違いない。そう感じる人もいるでしょう。夫に対する不満が蓄積された結果です。「脱ぎ捨てられた靴下現象」は小さなことではありません。”靴下”の積み重ねが、夫婦関係の溝につながることがよくあります。
身の回りに起こる、ストレス(刺激)は人によって様々。このストレスに対処できるスキルが全ての人間に備わっていると想像してみましょう。
朝から、上司に嫌味を言われることもないかもしれません。チョコレートの爆食い、家系ラーメン中毒、ヘビースモーカー、恋人に「どうせもう終わりにしたいのでしょ!!!」と自爆テロをふっかけて終わりにしてしまうことなどがなくなります。
世界が確実に平和になっていくと思いませんか?
身につけていくと、身の回りのトラブルが減り、人間関係でストレスを感じることが減ります。生きやすくなる効果があります。
コネクション・プラクティスの定義
【共感と洞察を合体させて、人生の課題を克服するスキル】
共感とは、感情とニーズに意識的に繋がることでもたらされます。洞察は、ハート/脳・コヒーランスよって導かれます。
コネクション・プラクティスって難しいの?
いえいえ。難しくありません。
かなりシンプルな手法なんです。シンプルな手法の裏には、科学的な理論や、根拠がたくさん。そこをコースで知ることができます。そして、実践しながら学ぶことで、共感と洞察を合体させて日常に生かす方法を学んでいきます。
手順
- 感情に名前をつける
- ニーズに名前をつける
- ハート/脳・コヒーランスになって、洞察を導く
これの繰り返しです。
先ほどの靴下の例で説明してみましょう。
観察

心が1番揺れ動いた場面を、事実だけに切り取ります。主語は私にするのがポイント。
感情
「イライラするな。疲れてへとへとだな。がっかりしているな。」
と自分の感情を明確にします。次に、
ニーズ
「理解が大事だな。サポートが大事だな。聞いてもらえることも大事だな。1番大事なのは、サポートだ!」
と自分が大事に思っていることと繋がります。
この時点で、瞬間沸騰した怒りがクールダウン。「いい加減にしてよ。何度言ったらわかるの!!!靴下くらい洗濯カゴに入れなさいよ!!」と叫ぶことは回避できるはず。
洞察

ハートに集中して呼吸を整える。夫にサポートしてもらった時のエピソードを思い出せて、心が落ち着かせる。
幸せだなあ。ありがたいなあ。と思うことでハートを笑顔にします。
「このことについて何か知る必要がありますか?」とハートに尋ねると、意外な気づきがやってくることはよくあります。
例えば、「夫と初デートでドキドキした場面」が洞察に降りてくるなんてことも。
「彼の無邪気さ、無防備さに癒され、大好きになったことを思い出した。」
洞察に基づいて、行動を変えてみましょう。
パパといつも名前を呼んでいたけど、今回は初デート当時の名前の呼び方で、声をかけてみたら、気持ちよく靴下を洗濯カゴに入れてくれた。なんて出来事も起こります。
「ねえ、いい加減にしてよ。何回言ったらわかるの?靴下ぐらい、洗濯カゴに入れてよね!!!」
と伝えるよりも、夫婦仲が良くなることは確実です。
科学とコネクションプラクティス
コネクションプラクティスを学ぶと「コヒーランスになる」という言葉を学ぶことになります。
これは、頭(思考)と心臓(鼓動)と感情が調和している状態を言います。
あなたは子どもを育てています。
1日仕事をした後、お風呂を洗ってリビングに戻ると、この情景を見ました。
頭はどう反応しますか?心臓の感じや、感情はどうなっているでしょう?

私だったら、「どうして一瞬目を離しただけでこんなことになるの!!」と考え、心臓の鼓動は速まり、怒り心頭になっていると思います。
このまま子どもに怒りをぶつけた場合、その日の疲労度によっては過剰に怒鳴りつけてしまう可能性もあります。
ここで「コネクションプラクティスの手順とコヒーランンス」を使います。
- 私はイライラしている。怒っている。憤慨している。(感情)
- それは、空間・場の余裕が大切だから。休息が大切だから。サポートが大切だから。(ニーズを見つめる)
- この中で最も大切なのは休息。(最も大切にしているニーズを特定する)
- 「休息が大切なんだ」とニーズを噛み締めながら、ハートに意識を向けてゆっくりと規則正しい呼吸をします。さらに、感謝を感じられる情景を思い浮かべます。すると、心拍が規則正しく整っていきます。規則正しいリズムの心拍と脳が同期され、ストレスが軽減されます。(クイックコヒーランスをする)
- この状態になってから、子どもに声をかけます。「1人でやってみようとしたの?牛乳をコップに入れられたのね。でもこぼしてしまったのね。困っていることはある?」「手が滑ってこぼしちゃったんだ。」「それなら一緒にこぼした牛乳を拭いてから、ゆっくりと休憩しましょうか。」こんな理想的な声かけができるようになっていきます。(行動する)
「コヒーランス」の効果は、科学的に証明されています。クゥンタム・インテック社の【エムウェーブ】【エムウェーブ2】【インナーバランス】という商品で、コヒーランス状態かどうかを計測することができます。
このシステムは、http://www.heartmath.com の“Science”をクリックすると詳しく知ることができます。
コネクション・プラクティスの基礎コース受講のおすすめ
コネクション・プラクティスでは、心を健やかに保つことをベースに、人間関係を円滑にしていく方法を教えています。理論を正確に知りたいという方は、ラスールという認定を受けた講師から学ぶことができます。私もこのラスールを目指し、日々学びに励んでいます。
学びの方法は、いくつかあります。詳しくはこちらから。
- パート1(基礎コース)12時間(2〜3日間)
「つながりのプロセス」…自分自身とつながるスキルを学ぶ - パート2(基礎コース)12時間(2〜3日間)
「つながりの道」…相手とつながるスキルを学ぶ - パート3(基礎コース)12時間(2〜3日間)
「つながりの調停」…対立する二者につながりを取り戻すスキルを学ぶ
忙しくて時間がないよ!という人におすすめな6時間でコネクション・プラクティスのエッセンスを学べるコースもあります。
- コア パート1の内容を6時間に凝縮した集中コースです。専用のコネクション・プラクティスボードが必要になります。
子どもに向けた教育カリキュラムもあります。
- 教育カリキュラムは、子どもたちが生き生きと成長することを願って作られたプログラムです。
子どもたちが安心して安全に学べるように構築された「子ども向けのコース」
子どもたちに伝えるための認定資格を得られる「大人向けのコース」の二つがあります。
私は、しまいゆみこさんからパート1、2、3を学んでいます。
ゆみこさんは、オーラソーマのティーチャーです。ゆったりとした空間で、じっくり深く心に寄り添っていくことが心地よい人にはとてもピッタリな学びを提供してくれます。
また、吉田尚子さんから、ラスールになるためのファシリテータとしたのトレーニングを受けています。
尚さんからは、どんな自分でも包んでくれる安心感のもとで学びたい人におすすめのラスールです。必ずあなたの学びのペースを尊重してくれます。
忙しいあなたにおすすめなのがコネクション・プラクティス コア
科学的根拠を持った、コミュニケーションスキルの一つであるコネクション・プラクティス。丁寧に学ぶと、12時間×3もの時間を費やす必要があります。
じっくり学ぶ時間がある方は、基礎コースパート1から取り組んでみるのがおすすめ。パート1は自分の感情との向き合い方をじっくりと学ぶことができます。
漠然としたイライラ、神経的な疲れから解放されたい場合は、パート1だけでも受講してみると、新しい価値観がひろがて、人付き合いが気楽になっていきます。
しかし、すぐに日常で使いたい。できるだけ短く確実に学びたい。
そんな人にはおすすめのプログラムです。
私は、きくちゆみさんからコアを学びました。
きくちゆみさんは、ご本人優れたビジネスマンであった経歴を持っています。そして、コネクション・プラクティスを日本に運んできた人の1人です。ゆみさんご夫婦は、日本のコネクション・プラクティスの父と母です。わかりやすく、テンポの良い展開が心地よいと感じる人には大変おすすめの講座となっています。
日常的に新しい”自分”や”人”との関わり方を身につけるには、習慣化する必要があります。その助けになるのがコネクション・プラクティスのボード。
コアを受講するには、こちらのボードを持つことが条件になりますが、本気で、目の前のつながりが途絶えているなと感じる課題を解決するには、有効なツールとなっています。
アメリカでは、コアの学びが主流になっているそう。ビジネスパーソン向けには、大変良いプログラムとなっています。
日本ではメジャーではないコネクション・プラクティスですが、アメリカではビジネスマンが学ぶことも多いプログラムです。本場の雰囲気や、新しい価値観を肌で感じ、視野を広げてスピーディに現実を変えたい場合は、こちらのコアの受講がおすすめ。
まとめ
コネクション・プラクティスの理論の解説と、学び方について紹介してきました。現在私もラスールになるべく学びを深めているところ。引き続き、コネクション・プラクティスの学びから得たことを発信していきますので、いいな、と思った方は、フォローを願いいたします。