ペンタクルの解釈の 4つのヒント 4枚の大アルカナ

タロットマニア「大アルカナとペンタクルって、似てる意味のカードあるよね。どう捉えたらいいかな?」

ペンタクル=金貨について

ペンタクル(金貨)は、4つのスートの中でも、最も現実的なものを表しています。

「地」に足を付けた、安定感をもたらすものです。

ペンタクルのスートは、占星術では、世俗的なコインに備わる内向的な性質にふさわしいとして、受動的な地のサイン(牡牛座、乙女座、山羊座)から成る”陰”のグループに関連づけられています。

「仕事やお金などの現実的なもの」を表しています。過去や未来ではなく、「現在」を重視しています。

ペンタクルが意味する豊かさの中には、地位や肩書き、安定、技術など、形のないものも表します。

ペンタクルから連想されるもの

  • 分別
  • 日常的な達成
  • 収入
  • ビジネス
  • 健康の問題
  • 仕事のチャンス
  • 金銭
  • 遺伝
  • 仕事の関連したプロジェクト
  • 経済状態
  • 良薬
  • 大地
  • 品物
  • 体のケア
  • 懐疑主義
  • 所有物
  • 五感
  • 常識
  • 仕事
  • 天然資源の管理
  • 実践を通して学ぶ
  • 労働
  • 生存
  • 粘り強い努力
  • 純粋物質的な事柄
  • 明示
  • ゆっくりとだが着実な進歩
  • 投資
  • 根を張る
  • 価値観
  • 財産
  • 有形の現実
  • 勤勉
  • 安全
  • ビジネスの才覚
  • 感覚
  • 物質的な安寧
  • 物質世界

ペンタクルと関連する大アルカナのカード

地の牡牛座 教皇(5番)

愛の女神、金星に支配される牡牛座。牡牛座は、粘り強く、なかなか変化しない固定サインで、大アルカナ5番、教皇と関連づけられます。

官能的 安全重視 確かな基盤 美食と肉体的快適さを好む 強い決意 気づくことを好む 堅実 安定 自然を愛する 信頼性が高い 頼りになる 平和と平静を楽しむ 堅固 誠実 よく発達した触感の持ち主 実際的 頑固 快適な生活を好む 現実的 勤勉 急かされるのを嫌う 不動 思慮深い 勝ちを求める 平穏 家庭的 予測可能 触発されない限りは平静を保つ 穏やか 派手な装飾よりもシンプルで機能的なものを好む 持続性 やりたい放題 独占欲 実用主義

地の乙女座 隠者(9番)

神々の使者を務める水星に支配される乙女座。

乙女座は順応性を持つ柔軟サインです。ペンタクルのナイトが、支配領域を占める乙女座は、そのもとで、生まれたものが、次のような性質で特徴付けられています。

几帳面 内気 健康意識が高い 分析的 内向的 審美眼 謙虚 動物好き 良心的 慎重 言葉の扱いに長けている 識別力 良識的 他人に尽くすことを楽しむ 規則厳守 組織的 仕事に意識を向ける 完璧主義 順応性 時間だけに価値を置く 常に自己改善を求める 頼りになる 非生産的な時間の使い方を嫌う 勤勉 人への気遣い 自己犠牲を厭わない 知的 批判的 脚光を浴びることを楽しめない 懐疑的 秩序正しい 裏方に回る方を好むことが多い 慎重 細部重視 自分の才能を隠す 控えめ 秘密 常に正しくありたいと望む 好奇心旺盛 細部に囚われて大局を見失うきらいがある 質素 倹約的 用心するに越したことない

地の山羊座 悪魔(15番)

山羊座は、作業の監督を行う土星に支配されています。動きが活発化する活動サインの山羊座は、大アルカナ15番の悪魔と関連づけられています。

ペンタクルのクイーンが大きな支配領域を占める山羊座は、その元で生まれたものが、次のような性質で特徴付けられています。

野心的 足元の確かな 働き者 目標達成を重視する 勤勉 ゆっくりだが確実に 実際的 戦略的 頂点に上り詰めたいと望んでいる 自制心 知恵者 専門家としての評価と承認を求める 慎重 強い決意 長期的視野で計画を立てる 懐疑的 忍耐強い 実証可能な目標の達成に尽力する 思慮深い 自己充足的 経験と叡智に敬意を払う 効率的 伝統的 他者からの尊敬を求める 良識的 保守的 音楽を好む 責任能力 社会的地位にこだわる 性的欲求が強い 高圧的 内向的 気まぐれな一面がある 確かな基盤 愚行には容赦しない

土星 世界(21番)

構造、境界線、有形の現実を象徴する惑星である土星と、タロット21番世界は関連づけられています。

社会での肩書き、社会の関係性、社会性、プレッシャー、試練、責任、制限、限界、セーブ、ブレーキ、狭める、枠組み、慎重、優位周到、勤勉、堅実、努力、労働、積み重ねたもの、持続、秩序、倹約、時間、晩年、限界、困難、苦手意識、コンプレックス、抑圧、交代束縛、マイナス面、見たくない自分の一面、孤独

 

以下はタロットについての解説です。参考図書も載せてあります。

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