バランス力を象徴する星座といえば、「天秤座」
天秤座は、人の間に立ち、公平なその天秤で、上手にバランスを取ることができます。人の意見も取り入れられるし、調停役が上手。
物事のバランスを見ることができるので、美的センスも良いでしょう。
太陽星座が天秤座ではないからといって、自分に天秤座がないとは限りません。
もし、出生地、出生時刻がわかるのであれば、一度調べてみると面白いと思います。こちらに無料ホロスコープ作成サイトを添付しておきますね。
私の娘は、アセンダントという生まれた時の東の地平線を上昇している点が天秤座にあるのですが、文字通り、バランスを取るのが上手な子供です。片足を上げるポーズや、平均台、バランスを取るスポーツが得意な気がします。道具操作も、そこまで苦労なくできるようになるのは、物と自分の中庸点をすぐに見つけられるからでしょう。
私のホロスコープは、天秤座に月が位置しています。
月は、無意識下での本音や人格の基礎、7歳までの自分を表すと言われていますが、欠損を表すというマドマゼル藍先生の月についての見解もあります。私は、この愛先生の考察に傾倒しています。私のバランス力は、7歳程度にしか発達しにくいと思っています。
片足で立つバランスは、あまり得意ではないし、ボールをバスケットゴールに入れようとしても、ちょうど良い力加減がなかなかわからない。ドカンとぶつけ、返ってくるような投げ方になってしまいます。
何かに集中すると、やりすぎてしまうし、やらないとなったら、とことんだらけることもできます。人よりも、ちょうど良いバランスを取るのが苦手。
人付き合い、人との距離についても、懐に入りすぎてしまったり、誰とも関わらなくなるなど極端に走りやすいところがありました。
天秤座に月がある人は、一生人付き合いが苦手なのかというと、それは違う星の力を借りて、補う必要があるでしょう。
私は、双子座の水星の思考力や、乙女座の火星の力を借りて、人との関わり方を学びました。
体のバランスについては、牡牛座のアセンダントの力を借りて、筋力によってバランスを取ることができてきています。
何においてもバランスを取ることは必要です。
バランスが悪いと、苦しみにつながることがあるからです。
私は人との距離感、人と自分の間の境界線を設けることが苦手でした。
そこで、心のバランスをとるトレーニングをしました。
頭で学ぶことも大事ですが、同時に体も改善すると、バランス力がアップしてきたように思います。
人との距離感を取るのが難しい人は、体もバランスを取ることが苦手なはずです。
何かを食べすぎている、眠れなくなっている、昼夜逆転している、片足で立つとフラフラする、痩せすぎている
心は体に現れます。
体も心に現れます。
願望と願望の間のバランスを取ることも、生きていくためには必要なスキル。
私の場合は、学校の先生を続けたい、子どもも祖父母の力を借りずに自分で育てたい、という二つの願望を持っていました。
学校の先生はバチんと、倒れるまで続けましたし、子育てでも実家に帰らないと心に決めて人を頼らず育てようとしてこともありました。
願望と、願望とのバランス、中庸点を見つけることは大事なことです。
どちらも欲しい。
自分にとってより良いバランス点はどこなのかを、見つけることが必要になってきます。
ヨガでは、バランスを取れないことも受け入れて。
揺れることも楽しんで。とよく言われています。
揺れても良いのです。
いずれ自分にとってのよいポイントが見つかります。
けれど、何もしないで寝転んでいるままであれば、片足で立つバランスは見つけられないままになってしまいます。
転んでも、よろめいても、トライすることが必要なのだと思います。
いろいろ、試してみるのは素晴らしいことです。
フルタイムで子育てをしてみて、自分には合わないことを知りました。
誰とも関わらない時間を経て、人と関わる楽しさを知りました。
もっと器用にバランスを取れる人もいるでしょう。
けれど、私の場合は、紆余曲折トライアンドエラーを繰り返さなければ、物事の中庸を取るということは、できるようになりませんでした。
私なりのバランスが取れるようになった時、
苦しみは軽減。不思議なことに便秘などの自律神経に由来する身体症状や太り気味の体型も、改善してきています。
私は天秤座に月を持っていますが、バランスを取る力は身についてきました。
苦手だった自分にも、バランスというものがわかるようになってきました。だから、今では、誰でも、バランス力は身につけることができると、確信しています。
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