キム・スヒョン 著
吉川南 訳
ワニブックス
誰もが陥りやすいのは、「他人から見た自分」をよく見せようとすること。あの人からも、この人からも、大切にされたい、よく思われたいと思うと、自分の軸がここではない関わる他人の目が気になり、軸がぼんやりと実態がなくなってします。
何が好きなのか、何が嫌いなのか、私は何をすると嬉しいのか、何に価値があると思うのか、、、、どう感じるかは自分しかわからず、他人が決めることではない。
「素敵な恋人に自分を幸せにしてもらうのではなく、自分が自分の力で幸せになるのだ。」
「親が分かってくれない過去があったから、自分の人生は不幸から脱することができない。」
こんなふうに自分のことを、他人の軸で決められると苦しくなってしまう。恋人に幸せにしてもらいたい、親に分かってもらいたい、そう願う気持ちもとっても大切。
突き詰めて考えれば、自分がどうなりたいのかが見えてくるから。そして、いろんな感情にまみれて疲れてしまった時は、この『私は私のままで生きることにした』を開いてみるといい。ふっと楽になり、時間と空間にゆとりが生まれてくるはず。
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